社員紹介

論理的な思考力さえあれば
文系・理系に関係なく活躍できる。

システムエンジニア(文教担当)/ 2020年入社

垣堺 裕太

垣堺 裕太

文系出身者でもSEを目指せる充実した研修。



大学時代は政治学を専攻し、地方自治体に対して政策提言を行うゼミに所属していました。完全な文系だったのでプログラミングはもとより理系科目の選択すら避けていたのですが、就職活動を進めていく中で、ITがフォローする領域の幅広さや、多種多様な業界のお客様への貢献を通じて社会に大きなインパクトを与えられるITの仕事に魅力を感じたのです。また、IT業界で活躍するにあたり、まずはプログラミングなどの技術力を身に付けることが重要だと考え、OB訪問などを通じて「文系でも問題なくシステムエンジニア(SE)を目指せるくらい研修が充実している」という当社への入社を決めました。
入社後は、ビジネスマナーや会社規則等の全体研修を受けた後、約2カ月間のSE研修を受講しました。一人ひとりのスキルレベルに合わせたクラスに分かれてJavaに関するオンライン講義を受けたのですが、私は知識ゼロからのスタートだったので「何が分からないかも分からない」といった状態でした。それでも講師の方々が親身になって教えてくださったことで、短期間のうちに自信を持って仕事に挑めるほどのIT知識を習得することができました。





大学図書館システムの新規機能開発で大きく成長。

現在は、大学を中心とする教育機関にサービスを提供する部署に所属し、大学図書館のシステム開発に携わっています。図書館のシステムには、教授や学生が図書館の蔵書を検索するシステム、さらには図書館職員の方々が貸出や予約、所蔵登録などの業務に利用するシステムなど、複数のシステムが存在します。また、同じ部署で、大学に関わるさまざまなデータを格納・分析する統合データベースや大学事務のシステム、さらにはオンライン授業に関わるシステムの開発なども行っています。
配属1年目の頃は、図書館システムの機能追加・改修などを中心に担当していましたが、現在では電子資料関連の新規機能開発プロジェクトに参加し、実際にいくつかの新規機能開発を任されています。以前のシステムとはプログラム言語などのプラットフォーム自体が異なるため、ソースコードの理解からスタートする必要があったほか、画面に配置するボタンの位置から決めていくなど、システムの使い勝手を左右するUI ・UX設計についても自分で考えながら開発していきました。初めて経験する業務が多いので苦労もありますが、その分だけ貴重なスキルが身に付いていると実感しています。






多様な人の意見を汲み取りながら最適解を見出していく。



入社前はSEの仕事に関して「個人プレイが多そうだ」というイメージを持っていましたが、実際はSE一人で仕事を進めるようなケースはほとんどありません。お客様、営業担当、さらには一緒に開発を進めるチームのメンバーなど、さまざまな人たちの意見を汲み取りながら最適な答えを見出していく必要があります。
コロナ禍の影響により、初年度からテレワークになるという難しい面もありましたが、毎朝チーム内で進捗確認を行い、質問や相談があれば、自ら積極的に先輩やメンバーとコミュニケーションを図ることで解決してきました。開発を行うための技術だけではなく、多くの人たちと一緒に仕事を進めていくためのスキルが身に付きつつあることは、この2年間で得られた自分にとっての一番の成長であると考えています。
SEの仕事は文系出身者には難しいと考えている方も少なくないと思いますが、物事を論理的に考えられる思考力さえ持っていれば、文系出身者でも十分に活躍できる仕事だと思います。逆にプログラミングの経験がないゼロの状態からスタートするからこそ、乾いたスポンジのように新しい知識・技術を吸収できるので、理系出身者以上に自分自身の成長を実感しやすいはずです。「ITに興味があるけどプログラムの経験がないから不安…」という考えをいったん頭から外して、物怖じすることなく自分のやりたいことを見つめてほしいですね。

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