お客様との商談から開発まで幅広い業務を経験。
親戚に医療関係者が多かったこともあり、幼い頃から医療や医療機器の世界を身近に感じていたため、大学では理工学部の生命学科に進み、薬学系のバイオテクノロジー研究に取り組んでいました。就職活動でも医療機器業界を中心に企業研究を進めていましたが、遠隔医療やヘルスケア分野の事業をきっかけに当社に興味を持ち調べていく中で、医療に限らず社会のいたるところで人々の生活を支えていることを知り、入社を決めました。
約4カ月間の新人研修が終了した後、幅広い領域で社会貢献がしたいと思い、流通分野を希望しました。「多様な現場や仕事を経験して、その中から自分の得意なこと、やりたいことを発見してほしい」という上司の意向もあって、現在までの3年間でさまざまな部署での業務を経験させていただきました。百貨店などのPOSシステムの消費税・軽減税率対応案件のテスト支援からスタートし、貿易関係のパッケージシステム、人材系のシステムなど、産業・流通系のお客様のプロジェクトを中心に、お客様との商談から開発業務まで、幅広い工程の仕事を経験することができました。
憧れていた上流工程の仕事に携わることで大きなやりがいを実感。
2021年4月以降は、食品メーカー向けの基幹システムをバージョンアップするプロジェクトに参加しています。工場の生産計画、原価計算、人員配置、販売計画、会計など、お客様のあらゆる業務をカバーする製販一体型のパッケージシステムであるため、食品メーカーのビジネスモデルから各業務の流れまで、覚えなければならないことが非常に多く、最初はとても大変でした。それでも少しずつ努力を重ねて知識を身に付けていくことで、初めてシステムを使用するお客様へのデモンストレーションも任せてもらえるようになりました。
また、現在では設計書の作成からテストまでの開発業務全般に加え、協力会社のメンバーも含めたチームマネジメントやプロジェクトの進捗管理も担当しています。入社1年目からさまざまなプロジェクトや業務を経験してきた中で、私がチャレンジしてみたいと考えていた上流工程に携わっていることもあり、日々大きなやりがいを感じています。プログラミングに関しては学生時代に基礎は習得していましたが、実際の業務では技術的な部分だけではなく、お客様のビジネスモデルまで深く理解する必要があるので、毎日定期的に勉強する時間を設けるなど継続的なスキルアップに励んでいます。
フレックス・育休・時短勤務。ライフステージに合わせて柔軟な働き方ができる。
今後も苦手意識のある開発周りの知識・技術の習得を続けていくつもりですが、将来的には上流工程に軸足を置いたキャリアを歩んでいきたいと考えています。そのためにも、お客様のオーダー通りのシステムを作ることだけに満足せず、お客様の期待を超えるような提案ができるコンサルSEを目標にしながらキャリアアップしていくつもりです。また、機会があれば学生時代から興味を持っていた医療機器や遠隔医療に関するプロジェクトにもチャレンジしてみたいですね。
私は入社前、「富士通は堅い会社」というイメージを持っていたのですが、実際に入社して働いてみると想像以上に優しい人たちが多く、質問や相談をしても嫌な顔一つせずに答えてくれるような方ばかりでした。また、コロナ禍でのリモートワークはもちろん、フレックス制度を活用すれば柔軟な働き方ができますし、お客様先を訪問するとき以外はラフな格好で出社してもOKです。男女を問わず育休を取得している先輩や時短勤務を活用されている方も多いので、仕事とプライベートを両立させたい方にもおすすめできる会社だと思います。
